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『スポーツをより身近に』をテーマに好きなことをして生きている主のメモ帳です。いつか咲けたらいいなぁ

旅するようになったきっかけのお話。in大山

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地方を旅することの魅力に気づいてしまった私は大山、白川、北杜を今まで旅してきました。今回は魅力に気づいてしまったきっかけを書きます。

 

 

本当に最初の最初は高校二年生の時にカナダにホームステイしたときのこと。私と仲良しのいずみんがペアになって、ホストファミリーのアン(お母さん)とコートニー(私たちの一個下)のお家に二週間ほど滞在。

 

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↑アン、JKの私、コートニー@Calgary zoo

 

アンとコートニーはとにかくカナダのことが大好きで、カナダの魅力を永遠と語ってくれる。ワクワク

どれぐらいカナダを愛してるかっていうと
私たちにカナダの魅力を伝えるために
一緒にローカルスクールサボって堪能の旅にでちゃうぐらい!!笑

 

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↑bad land  w/相方いずみん 


ある日聞かれたんです。
「ところでシャイガール達、日本の魅力ってなんなの??」

 

私「uhhhhhh……」
(やばい、カナダの魅力に勝てる日本の素晴らしいさ思いつかない。SAKE?...でもまだ飲んだことない。…寺?いや語れるほど詳しくない。TOKYO?あんまり行ったことない。わからなああああああい)

ってなってしまったわけです。

 

日本に対する愛国心が足りなすぎることを強く感じた私は日本をもっと詳しくなってやる!!!と思ったわけです。


’’思った’’

私の得意技がここで発動!!!!
思うことは本当に得意です。
高校二年の私は部活のことしかほぼ考えてなくて、部活のために生きていた。
そんな思いは気付いたら海底二万マイルへと…笑

 

 

一気に飛んで大学に入学しました。

 

私が通う大学にはFS(フィールドスタディーズ)というプログラムがあります(入学してから知った笑)。
6月〜7月にかけて全員強制で地方に行ったり海外に行ったり、地元のボランティアをしなくてはならないというやつです。

 

スポーツ振興することしか考えていなかった私は応募用紙のスポーツの文字を探して……

 

 

ない!!スポーツない!!!!(やる気のバロメーター急降下)

 

さてどうしましょう...


スポーツの次に興味ある分野はメディア系。
長期プログラムと短期プログラムがあって、せっかくなら長期プログラムにいこ〜。

そういえば高校生のときもっと日本詳しくなりたいとか思ってたし、知らない土地に行ってみたいかも

ぐらいの気持ちで再び探し始めると…

 

 

あ、これよさそう。

と思ったのが


鳥取県大山町』でテレビ番組を作るというものです。

 

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↑収録の様子

 

決めたし、締め切りヤバいし志望動機書かなきゃ!!と学校帰りのバス、友達から離れたところに座って急いでかく。
あまり身構えてなかったからかわからないけど、めっちゃ良い文章が書けて、もうこれはもらった!!って思いました笑

 


合格して、一緒に行くメンバーの顔合わせ。
「初めまして。アリサです。スポーツ振興に興味があるので大学生のうちに何かカタチにしたいです。よろしくです。

「???テレビ番組づくりと関係なくない?」

はい!言われました!笑

・・・・私だってそう思ってるけど望みをかけて1ヶ月過ごすんだよ…

なんてこともありました!笑

 

 

12人で過ごした1ヶ月間、本当にあっという間。(毎日が日曜日!状態。笑)


結果的に直接スポーツに触れるということはほとんどありませんでした。


でもそれ以上に学ぶことばっかりで、自分で自分の成長をひしひしと感じました。
(う〜わたし成長してるっ!!!!って感じ笑)

 

成長したこと

・人の話を聞くのが好きになった
「ソトから見た大山町」というテレビ番組を作る形だったので、大山に到着してからは、私たちこのペースだと大山町全員と会えるんじゃないか?と思うペースで町中を探検して、お話聞いて大山と東京の違いを見つけていました。
お話を聞いて行くと本当に面白い。自分が今まで触れてこなかった考え方を持っていたり、生き方をしていたり。
毎日が刺激的すぎて、ちょっとでも寝坊しちゃうと1日を無駄にしちゃった感がやばい笑

 

・固定概念を持ちにくくなった
私は大山に行くまで固定概念の塊でした。ある方が「いろんな話を聞いていると思うけど、7割は「ふ〜ん」で聞き流していいんだよ。その代わり3割は自分の考えとして吸収してね」と言われました。
このお話を聞いたとき、私は思いました。「今まで三割も人の話から自分にとり入れていたかしら」と。笑


そこから意識して自分が考えにつながりそうな話はメモを取るようにしました。そして、シナプスのように自分の考えにつなげていくという作業をすると...自分の考えが広がる、広がる、広がってる!
固定概念を持つことをやめる(もちろん考えの軸はブラさないけれど)とこんなにも色々なことが思い浮かんで、よりカタチにしやすいのか…と思うことができるようになりました。

 


そして、スポーツに応用できることがたくさん見つかりました。スポーツに対する視野がメーーーッチャ広がった。

 

大山とスポーツのにていると思ったところ

・地方ならではの繋がりの色濃さ

大山町は「大工だったら○○さん。水道管破裂したら△△さん」のように個人個人の繋がりが強いように思いました。町全体が1つのチームみたいに助け、助けてもらえる。誰か1人でも欠けると成り立たないとおっしゃている方もいらっしゃいました。

個人競技であるテニスや陸上でも、練習や試合の応援などではチームとして繋がり団結する。チームスポーツでは特に助け合いが大切になる。チーム性似てる

 

・不確か性を楽しめる

大山町は「自己実現がしやすい」「楽しい」を根底に1つのことにとらわれずに色々な興味分野を仕事にしているひとが多い。ある意味ON/OFFがない、「日常生活=仕事」になっていました(良い意味で)。やってみたいと思うほとんどのことが前例のない新しいこと。ゴールなんてないし、それをやることで成功するなんて保証は一切ありません。

スポーツも野球だったら「9回裏ツーアウト満塁逆転ホームラン」なんていう超エキサイティングな展開があります。こんな結果試合が始まる時、いや9回表の時には想像がつきません。スポーツは勝ったなんて確信が持てることの方がはるかに少ないです。このスポーツの不確か性が私がスポーツが好きな理由の一つであり、地方のそれと似ていると思ったわけです。

 


大山町に行ったおかげで、素敵な人にたくさん出会えてました。大山に行ったことでこっちに帰ってきてからもたくさんの素敵な出会いがあります。

 

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↑最終日お世話になった人のところを回っているところ@まぶや

 

 


今でもSNSなどで頻繁に気にかけてくれる方がたくさんいらっしゃいます。本当に暖かい。
大山に行かなかったら今頃どうなってたんだろう。って考えると怖くてたまらない。笑

 

大山いって人生かわった。まさにコレ

 


話が飛躍しまくってしまいましたので、元に戻ります。

神奈川県で生まれて、神奈川県で育った私は、
大山という地に足を踏み入れて、日本の知らない部分をたくさん見ることができました。

 

そして、もっともっと日本の知らない部分を自分の目で、肌で感じたい
と思い、行動に移す決意をしたわけです。
旅は人を成長させるって言いますが、これ本当だと思います(偉そうでごめんなさい笑)

 もっと日本を知ってもう一回カナダに行く!と決めています。

 

以上、旅するようになったきっかけでした^  ^ 

 

最後に番組のオチとして使われたおじゅんを投下して今回はお別れです。


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それなーーーーー!!!!笑

 

では( ˆoˆ )/


有咲