スポーツには『ヒーロー』が必要か~in釜石~
蝉の鳴き声が減ってきた。秋がやってくる....!
夏休みが終わってしまう...!
そんな感じの今日この頃。ありさです。
早速ですが、
9/5〜9/7に岩手県の釜石、大槌エリアに行ってきました。
約三日間、地域おこし研究員の中川さんにお世話になりながら。
今回岩手県に行った目的は、
東日本大震災で大きな被害にあわれた土地に、2019年のラグビーW杯会場である、'釜石鵜住居復興スタジアム'が完成したことで
・地域の人はどのように思っているのか
・スポーツがどのように地域に浸透していくのか
を肌で感じるためでした。
そんな感じで、今回は旅の中で感じたことをスポーツを軸に書きたいと思います!
(Facebook の投稿にも感じたことを書いています。よかったらみてください →並木 有咲 )
スポーツには『ヒーロ』が必要か
突然ですが、みなさんにはヒーローがいますか?
どんな人ですか?
なぜヒーローだと思いますか?
憧れの社長さん、デザイナーさん、スポーツ選手、インフルエンサー、学生時代の先生などなど思い浮かぶ人はそれぞれだと思います。
そんな『ヒーロー』。
今の現状ではスポーツに『ヒーロー』は必要で、必要すぎる。でもこの現状はどうにかするべきかも知れない。
ということを今回の旅で強く感じたんです。
この考えのキッカケは、釜石にある『blue cielo』さんで、美味しいコーヒーとシフォンケーキをいただきながら店長さんのお話を聞いていたときのことです。
「ラグビーは新日鉄(以前釜石にあったラグビーチーム)のときは応援していたけれど、今はよくわからない。
でもね、大谷翔平くんはおじいちゃんもおばあちゃんも含めみんなで応援してる!本当にヒーローだよね!」
菊池雄星投手など多くのプロ野球選手を生み出している岩手の名門・花巻東高校が母校です。
まさに
地元の『ヒーロー』
あの活躍っぷりをみることがスポーツに触れるときなのです。
他の方のお話お聞いてみると
ラグビーW杯が終わったあとのスタジアムを心配している方が複数人いらっしゃいました。
W杯の選手(=『ヒーロー』)が活躍する試合をやる時はたくさんの人が来ます。
だけれど、その試合が終わってしまったら...
また、そのような試合(=『ヒーロー』が活躍する試合)を行う場所で自分が何かを挑戦することに高いハードルを感じてるようでした。
スポーツができる土台を作っても『ヒーロー』がいないとどうにもならない。
娯楽としてのスポーツはそれでいいのだろうか?
一人一人が自分をスポーツにおける『ヒーロー』だと思えるとしたら、スポーツに触れる機会は増えるのではないか?
でもスポーツが苦手な人は「する」スポーツのヒーローだと思うのは難しくないか?
自分の子供がヒーローでそれを「支える」だったらスポーツに関わってるんじゃん?!
etc...
こんな感じで
帰りのバスは、しばらくイタチごっこをしていました。笑
正しい答えはないし、違う意見を持つ人もいるだろうけど、
私はつまるところ、
''『ヒーロー』に頼らないスポーツも存在すべきだ''
という考えに至りました。
『ヒーロー』がいることでスポーツに関わるいとがたくさんいます。(ファン、支える親やコーチなど)
だけど、もしその『ヒーロー』がスポーツから離れる時が来たらどうなるか。
その人がいたからスポーツに関わっていた人は、スポーツから離れてしまうかもしれない。
『ヒーロー』がいなくてもスポーツを「身近に」感じられるアプローチをしていくべきだ。
こう思ったのです。
これからも、もっともっと学びつつ、1人でも多くの人がスポーツを身近に感じることによって、幸せだと思ってもらえる環境を構築していこう。そう改めて思いました。
最後に....
スポーツの『ヒーロー』について何か意見があったらください。
そして、皆さんが思い浮かべたヒーローをよかったら教えてください!
おまちしております!
p.s.
釜石鵜住居復興スタジアムは本当に細部までこだわりがありました。そのこだわりに感動したので、9/15までにインスタグラム
https://www.instagram.com/arisa_change/
に投稿します!
釜石での学びがたくさんあって、一つの記事では収まりきらない....(続編あるかも)
では(^^)/
一見なんだこりゃ?!
— ナミキアリサ🏃♀️ (@arisa_change) 2018年9月8日
っていう袋にゴミを入れて上を縛ると..
あら不思議!ラグビーボールに大変身!
ゴミを拾って帰るという日本ならではの発想から生まれた面白デザイン#釜石鵜住居復興スタジアム #RWC2019 pic.twitter.com/KkbMwrABXF